自己紹介
阿部 久美子
1965年愛知県豊川市生まれ
愛知県岡崎市在住
ことばのうみ作文研究所 主宰
岡崎市生涯学習講座りぶら講座「古典を楽しむ」講師
子どものための学習コミュニティVillage 講師
県立高校で専任教諭として8年勤務。
その後、現在まで国公立・私立の高校で非常勤講師として、12校23年、のべ4,000人以上の生徒に国語を教えてきました。
中学校、小学校での勤務経験もあります。
外国籍の子どもたちのための日本語教室でも教えました。
家族は、仕事中毒の夫、社会人の息子1号、2号、学生の息子3号、娘の6人。
2号は家を出て一人暮らしをしていますが、それでも5人家族のマンション住まいは手狭で、最近やっと、一軒家に引っ越しました。
高校に長く勤めてきましたが、高校というところは、学校ごとにいろいろな特徴があります。
トップクラスの進学校、私立のスポーツ系のクラス、中学まで不登校だったという生徒が多い学校など、 いろいろな学校で教えましたが、いつも心掛けていたことは、「国語の力」をつけて、生きる力を持った人を育てたいということです。
● そもそも「国語の力」って、どんな力?
「読み、書き、話し、聞く」というのが、国語の4要素だと言われます。しかし、そもそも国語という教科で身につけるべき「力」とはどんな力でしょうか?
「読解力をつけるために本を読みなさい」
と言われたりしますが、ただ漫然と本を読んでいても、どこが大切なところなのか、作者(筆者)は何を言いたいのかを読み取ることはできません。
また、
「社会人になるためには、大人としての語彙(ごい)力が必要だ」
というのはよく聞くフレーズですが、どのような言葉がその語彙に含まれていなければならないのか、その基準はどこにあるのでしょうか?
私は、「国語の力」とは、身の回りの人だけでなく、世界中の誰とでも言葉を使って意思を通じ合わせることができる力だと思っています。
これを、「グローバルコミュニケーションの力 」といいます。
世界中のって、外国語ができなくちゃいけないじゃないか?
と思うかもしれませんが、ここ数年機械翻訳がぐんと精度を上げてきています。
日常会話のレベルでは、「ポケトーク」(AI通訳機)で十分役に立つそうですよ。
となると、何が必要か?
それは、自分が生まれ育ったところで身につけたことば=「母語」(ぼご)を使って考え、考えたことを的確な言葉を使って伝える力です。
つまり、言葉を使いこなす力=「語彙(ごい)力」と考える力=「思考力」が国語の力の大きな柱だといって良いでしょう。
● で、どうしたらいいの?
では、それを鍛えるためには、何を、どうしたらいいか。
私は、文章を書くことだと思っています。
書くためには、内容を考えなくてはなりません。
そして、言葉を知らないと、他人に伝わりやすい文章は書けません。
そのためには、短くてもいいから、自分の中にある言葉を少しずつ増やしながら、コツコツと文章を書き続けていくことが大切なのです。
それが国語の力をつけることにつながります。
子供たちは、考える力をつけるために、大人の方は、他人とのコミュニケーションをよりよく取るための(職場での人間関係もこれですよね)スキルアップのために、作文を書いてみませんか?
ご連絡をお待ちしています。
学歴
愛知教育大学 教育学部卒業
1984. 4 - 1988. 3
愛知教育大学大学院 教育学専攻科(修士課程)修了
1988. 4 - 1990. 3
資格
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高等学校教諭専修免許状(国語)
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中学校教諭専修免許状(国語)
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小学校教諭専修免許状
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高等学校教諭2級免許状(国語)
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中学校教諭1級免許状(国語)
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小学校教諭1級免許状